アメリカ・カリフォルニア州のディズニーランドで、ミッキーマウスなどキャラクターに扮する俳優専門の労働組合を結成する動きが始まっています。
CNNによりますと、ミッキーマウスやドナルドダックといったキャラクターに扮する俳優はカリフォルニアのディズニーランドだけでおよそ1700人いるものの、労働組合がないことから、賃金などの面で不利な状況にあるといいます。
すでに労組があるフロリダ州のディズニー・ワールドでは俳優の最低時給額が昨年末時点でディズニーランドより高く、待遇に差があることが問題視されていました。
しかも生活費は、フロリダよりカリフォルニアの方が5割高く、家賃にいたっては2倍以上と俳優たちの生活は苦しい状況にあるということです。
労組結成を支援する俳優労働組合のシンドル代表は「ディズニーランドが特別な場所なのは誰もが認めるところだが、魔法で家賃は払えない」とコメントしました。